痛風の病

痛風とはこんな病気です

痛風というのは、ひと昔前は「金持ち病」などと揶揄され、裕福で食生活が豊かな人がかかる病気だといわれていました。しかし、最近はごく普通の人たちも、さらには女性たちでもかかる病気になっています。痛風とは、尿酸が体内から排出されず、結晶化して体内の一部にたまることで引き起こされる関節炎です。尿酸の結晶はくさびのようなとがった形をしており、それが体をつつくことで痛みが生じます。尿酸がたまって結晶化するのは主に、足の親指の関節部分です。ここが、真っ赤に腫れ上がり、痛みで靴をはくことさえ困難になります。 尿酸濃度を上げるのは、尿酸を体内に排出しないからです。尿酸を排出するには、「尿」という文字が使われているように、おしっこをひんぱんにすることです。ですから、大量にあせをかいて、おしっこをあまり出さない人は痛風になりやすくなります。スポーツ選手には意外と痛風が多いといわれていますね。

尿酸をからだの中に溜めないために

痛風は尿酸が体内から排出されずに体の一部にたまって結晶化することから引き起こされるわけですが、これを防ぐにはまず水分を多く取り、できるだけおしっこを出すことです。汗もからだから出る水分ですが、汗では尿酸を排出することはできません。 また、尿酸値を上げるような食品もできるだけ摂らないようにしなければなりません。尿酸値を上げる食品として有名なのは豚肉です。また、ビールも尿酸濃度を上げるので、痛風にかかったことのある人は控えた方がいいでしょう。尿酸はプリン体という物質の代謝産物なので、プリン体を含まないものを摂れば、尿酸値は上がりません。ですから、最近売られている「プリン体オフ」と書かれたビールはおすすめです。 いずれにせよ、痛風は一度かかれば一生付き合っていかなければならない病気です。油断しているとすぐに発作が起き痛い思いをすることになります。食生活にはくれぐれも注意するようにしましょう。